ちょっと疲れちゃうLINEグループを抜けてみた|心地いい方を選ぶ練習

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しろやぎ

こんにちは、ゆるミニマリストしろやぎです。

年末からデジタルデトックスを始めた私。

子どもたちの冬休みが終わり、子ども絡みの連絡ややりとりが再開したことに伴って、多少スマホ使用時間(特にLINE)が増えたけれど、これも想定内かな。

という感じで、デジタルデトックス、往々にして順調です。スマホを触らないと気分が良い!と私の心と体が覚えてくれたみたいで、今のところ無駄にスマホを触りたくなる症状はあらわれていません♪

さて、本日の本題、LINEグループを抜けてみたというお話についてです。 

ここ1年ほど、私は「自分に入ってくる情報を必要最低限にしたい」と思って、ニュースアプリを消してみたり、SNSを退会してみたり、思いつくことをいろいろ試していました。

理由は、「疲れるから」。疲れちゃうんです、私。

目次

LINEグループが疲れちゃう

特にLINEグループ、私、疲れちゃうんです。

LINEの個人でのやりとりはまだいいんです。返事をするもしないも、返事をするタイミングも、自分である程度決められるので。

LINEグループは、自分のタイミングとは関係なくどんどん会話が進んでいきます。

気付けば未読が10とか20とかになっていることもよくあります。LINEの未読通知が苦手な私は、未読通知を見ると「自分のやることリスト」が溜まっていく感覚になり、通知があればすぐにトークを開いていました。

そうすると、疲れていようが、体調が悪かろうが、自分の状態がどうであるかはお構いなしで、他の誰かの気持ちや意見が目に飛び込んできます。

個人間のやりとりでも文字から感情を読み取るのは難しいのに、それが大人数のグループになればなおさら。

だから一生懸命想像するんです。

関係の近い人であればあるほど、頭の中にその人の顔が浮かんで、その人の気持ちになって想像してしまうのです。

「あの人、こう言ってるけど本当は違うことを考えてるんじゃないかな」   ・・・大丈夫かな、我慢してないかな

「あ、ちょっと怒ってるのかな」  ・・・私もあの時ああ言っちゃったけど、それも嫌だったかな

「あー誰も反応してない」  ・・・でも私も今は疲れてて、ごめんね

文字を読んで、「はい、終わり」にできたらどんなに楽かしら。

頭と心が文字に反応して、いちいち何かを思ったり、ぐるぐる考え始めたり。

本当は他に考えたいことややりたいことがあったとしても、その会話を見てしまったら、そっちに引っ張られてしまう。

そして、本当は会話に反応したくないのに反応することも、

反応したくないから「反応しない」を選ぶことも、

どちらも私にとっては、確実に小さなストレスになっていて、だんだんと心が疲れてきちゃうのです。

断っておきたいのは、LINEグループという仕組みがどうこうとか、そういうことではなく、

私の性格が「LINEグループで雑談したり相談したりする」ということにあまりマッチしないというだけ。

なので、「情報共有だけのLINEグループ」というものもあって、そういうのは平気だったりします。

平気なのですが、最近はそれもなくてもいいかも、必要な情報は必要なときに自分で取りにいくのがいいかも、と思っています。

もともと大勢での集まりがあまり得意ではなくて、たくさん人がいるとうまく会話の中に入れない(気がする)タイプの私。

人がたくさん集まると、「誰かが嫌な気持ちにならないような会話をする」ことが気になってしまうので、そんなことを考えていると、当然リラックスして会話できないのは当たり前なんですよね。

(そうは見えないとよく言われるのですが、そう見えないように立ち振るまっているので、さらに疲れる)

LINEグループを抜けてみた

そこで、思い切って、LINEグループを抜けてみたのです。

そしたら、あらまあ!なんてことはありませんでした。

最初に抜けたのは、幼稚園のママたちとのLINEグループでした。

ほとんどのママが入っていて、連絡事項やちゃちゃっと何かを決めるときに使われることが多いのですが、個人的な話が続いたり、私にとっては必要のない情報が流れてきたりすることがありました。

通知の頻度も高いので、「どうしたものかしら」と思っていたのですが、そんな時にLINEグループを抜けたママがいたのです。

「本当に必要な連絡はメールでも流れてくるから抜けるね。相談があったら個別にしてね!」と。

ああ、そうだよね。それでいいんだ!

それからしばらくして、私もそのLINEグループを抜けました。「いつもありがとう!一旦抜けるね!」と一言添えて。

何人かのママが「大丈夫?」「どうしたの?」と声をかけてくれたので理由を説明したりしましたが、抜けたあと、困ったことは何も起きませんでした。

ありがたいことに、もともと信頼関係のあるママたちだったこともあって人間関係も変わりませんでした。

(信頼できる間柄だったからこそLINEグループを抜けられたというのも大きいと思っています)

毎日やりとりのあるLINEグループだったので、それがなくなった分、自分の心に大きな余白ができました。心が不本意にざわざわすることも減りました。

一歩踏みだす勇気は必要でしたが、自分を大切にするためには必要な勇気だったと思います。

そんな一方で、LINEのおかげで大切な人たちと温かく繋がることができるということも、また事実なのです。

私も、自分が楽しいと思ったり、必要だと思うLINEグループには入っています。

ですが、稼働していないLINEグループや、時々しか使わないLINEグループで「抜けてもいい」と思ったものは、退出しました。

理由を伝えて抜けたものもあれば、そっと抜けたものもあります。

「嫌な気持ちにさせちゃったらごめんね」と思う気持ちもあるけれど、これからも続いていくご縁であれば、LINEグループを抜けたって大丈夫だと思えるようになりました。

抜けても、また入りたくなったらまた入れてもらったらいいと思えるようになりました。

(今のところまた入りたいと思ったことはないけれど。)

心地いい方を選ぶ練習をする

自分の気持ちをちゃんと見て、「自分が心地いいと感じる」方を選ぶこと。

それは、「自分が嫌だ・不快と感じる」ことをしないこと、とも言えると思います。

これまでの私は、これがとっても苦手でした。

「嫌なことから逃げない」「苦手なことは克服する」と自分に課して、自ら嫌なことに飛び込んでいく。

私たちは「忍耐」とか「努力」とかそういう時代に育ってきたので、仕方がないといえばそうなのかもしれません。

でも、これからは、自分の心の声にちゃんと耳を傾けて、自分が心地いいと思うことを選んでいきたい。

「楽をする」とも違う、「流れてしまう」とも違う。自分の違和感をちゃんとキャッチして、自分の声を聞いてあげる。

自分のために、ちょっとの勇気を出してみる。

なんてったって、40歳が目前の私。人生の折り返し地点がもう目の前なのです。

ここからは人生後半戦。自分を大切にして、人生を楽しむための努力をしていきたい。

そして、「LINEグループを抜けてたって大丈夫だったよ」という私の経験が、誰かの小さな勇気になったらうれしいです。

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