リトルフリーライブラリーを「はじめる」
リトルフリーライブラリーは、小さな本箱と本、設置する場所の3つがあれば、だれでも気軽に始められます。
本の選定やコンセプト、運用方法なども、すべてオーナーの自由です。日本語で「小さな無料図書館」と訳されるリトルフリーライブラリーですが、フリーは「無料」というよりも「自由」という意味の方が近いかもしれません。
①小さな本箱…巣箱型やハウス型の木箱が一般的ですが、段ボールや衣装ケース、使わなくなった電子レンジや冷蔵庫など、本が入る箱であればなんでもOK。アイデア次第で個性あふれる素敵な本箱にできます。常設型であれば雨や湿気対策も。
②本…自宅の本棚にある本で始められます。図書館のブックリサイクルの活用や、寄付を募ったりも。シロヤギ文庫では、本の紛失対策として蔵書印を押しています。
③設置場所…自宅の軒先や駐車場など本箱が置ける場所であればどこでも始められます。許可が得られれば、お店の一角や駅前・バス停など、人通りの多い場所でも。
④公式に登録する(任意)…非営利団体「Little Free Library」※に有料登録すると、本箱に取り付ける登録番号が刻印されたプレートが送られてくるほか、公式ワールドマップにも追加されます。
⑤Webサイト・SNS開設(任意)…活動趣旨や情報発信のツールとして。
※非営利団体「Little Free Library」には、本箱のアイデアや設置方法、周知方法まで、さまざまなノウハウが公開されています。